オーストラリア留学をする際、留学に必要な資金以上のお金を日本に残すべきかどうかは、主に自分で貯めたお金で留学する場合に当てはまると思いますが、為替レートと資産運用という考え方からよく検討しなければなりません。
結論から申し上げますと、余分なお金がある場合にはそのまま日本に残したほうが安全でしょう。
しかし、1年半以上の長期留学や為替の変動による利益が見込める場合にはリスクを伴った思い切った方法も考えられます。
1. 為替レート
2009年1月の時点のようにオーストラリアドルがかなり安くなっている場合は、思い切ってオーストラリアに送ってしまう方法があります。 もちろんさらにオーストラリアドルが下がる可能性もありますが、現時点で比較的オーストラリアドルが安いといえるでしょう。 それは日本円が高い(強い)ということでもあります。
しかし、留学やワーキングホリデーで必要な資金以上の金額を送ることは、残ったお金をいづれ日本へ送り返すことになるわけですから、2度の換金が行われるという為替差損のリスクがあります。 A$1=60円前後で、為替差損が1ドルについて5円 (銀行間の送金)とすると、100万円を一度オーストラリアドルに変え、帰国時にほぼ同じ為替レートで日本円にそのまま戻すと、約8万円くらいの差損が生まれます。
2. 利息
オーストラリアの銀行の定期預金は2009年1月現在で年利4%前後で推移しています。 もし100万円を1年間預けた場合、単純計算で4万円の利息収入が生まれます。 もしこの利率が継続し、為替レートの変動がない場合、換金の為替差損8万円をカバーするには24ヶ月くらいの定期預金期間が必要となります。 日本の銀行の利率がほとんど0に近く推移した場合、すべて同条件下で試算すると、長期間の預金の場合はオーストラリアに送ったほうが得という計算になりますね。
ここで大きな問題となるのは為替リスクです。 この点を考慮して留学資金や余分な資金の動かし方を考えるとよいでしょう。
※ 尚、上記情報は2009年の1月という一時期を例にとった試算です。 為替の変動や利率、経済状況は刻々と変化しています。当サイトでは損害等が発生したとしても一切責任を負いませんので、予めご了承ください。