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オーストラリア留学の準備 Preparation for Study in Australia


語学学校の国籍分布は重要か

オーストラリアの語学学校を選ぶにあたって、在学する留学生の国籍分布状況はチェックの対象です。 
オーストラリアは南半球のちょっと他国と離れたところにあり、どこからも遠い国と思われています。 そのために世界中の人から旅行してみたい国のNO.1に選ばれています。 留学先としても世界各国から留学生が来ています。 オーストラリアへ留学してくる学生の主な国籍を挙げますと、中国、韓国、タイ、インドネシア、ベトナム、台湾、香港、日本、ブラジル、アルゼンチン、ドイツ、スイス、フランス、イタリア、ロシア、東ヨーロッパ諸国、スカンジナビア諸国等々、ほぼ世界中から来ているといってよいでしょう。
この国籍分布に関しては当サイトの素朴な疑問の「国籍割合はチェックすべきか」という類似項目にも書きましたが、英語レベル分けされたそれぞれのクラス内で留学生の国籍にある程度の偏りは仕方がないものです。コース開始当初の英語レベルは出身国によってある程度の差があります。 また、留学生の数は世界中どの国からも同数来ているわけではありませんので、留学生が多い国はどの学校も自然とその国の学生が多くなります。 そして、学校の営業力や運営方針によって特定の国からの学生が多い場合もあります。
これらの状況を踏まえ、下記の点を考えて見ましょう。

1. クラス内で国籍が偏っている弊害
ひとつのクラスは約10名から15名が一般的です。 このクラス内でひとつの国籍の学生が多数を占めていた場合、その問題は容易に想像できると思います。 まずクラス内でその国の言語が飛び交うこと、そして多数派のグループが形成されることが考えられます。  出身国によって得意な分野にも違いがあります(文法が得意な韓国人や日本人、聞き取りや話すことが得意なヨーロッパ人といったように)。 そのため授業で特定の出身国の苦手分野の補強に重点が移ってしまう可能性があるでしょう。 また、日本人が大多数を占めていた場合を想像していただければわかりますが、新鮮味がなく、世界各国の学生との異文化の交流というチャンスも得られず、そして放課後も同国籍の学生と一緒に遊びに出かけるという悪循環に陥ります。
このような点からもある程度の国籍バランスは大変重要です。

2. 学校経営の健全性
語学学校は留学生の学校です。 つまり世界中から集まる留学生によって学校が成り立っています。 そして留学生はそれぞれの経済事情を背負っていると言えます。 もし、特定の国が国家的危機、経済危機や通貨危機に見舞われたり、オーストラリア移民局の方針によって学生ビザの制限を受けたりした場合、その国の学生は激減する可能性があります。
したがって特定の国の学生に偏った学生構成を持つ学校は、万が一の際に経営が厳しくなる可能性があるということです。  このような学校経営の面からもある程度バランスの取れた国籍分布が望まれます。

一つ一つのクラスは英語レベルによって分けられるために国籍のバランスが失われる可能性はありますが、万が一、クラス内である程度の偏りがあったとしても、学校全体で国籍にばらつきがあれば、ほぼ1ヵ月毎に行われるクラス編成によって状況は変わってきますし、学校全体の行事やアクティビティーでは様々な国籍の学生と交流することができるでしょう。 上級レベルになると日本人学生の数が少なくなる傾向は多くの学校で見られますので、最初は基礎習得と慣れるために、上達したら他国学生とのコミュニケーションに重点を置いてゆくとよいと思います。




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