オーストラリア留学中に途中で学校をやめられるかという疑問ですが、学校を途中でやめる事は可能です。
当たり前のことを書いてしまいましたが、様々な個人的事情によって留学を断念しなければならないことがありますね。 これは仕方のないことです。 ここでは途中でやめなければならない場合にどのような問題があるかをお伝えしておきます。
主に下記の3つの問題が発生します。
1.学費の返金の問題
2.帰国時期の問題
3.再入国を希望する場合の問題
まず、オーストラリア留学の残り期間の学費は基本的に返金されません。 これは日本の学校も同じような条件になっていると思いますが、入学手続きの際の返金規定をよく読んでおくことをお勧めします。 ほとんどの学校は一旦授業が始まると、途中で欠席したり、帰国したり、やめたりした場合でも納めた授業料は返金されないと書いてあります。 (ここで注意しておいていただきたいのは、学校のスタート日を境に学校が開始される前と開始された後ではキャンセル・返金規定が違うということです。)
また、中には学期(セメスターと呼ばれる3ヶ月から半年の単位)毎に授業を行う学校の場合は、その学期毎に授業料を清算するために、全く消化していない学期がある場合はその分を返金してもらえる場合もあります。 学期途中の場合は残りの当該学期の授業料は返金されません。 このような例は学期制をとっている学校すべてではなく一部の学校です。
このように、基本的に学費の返金はされませんが、帰国せざるを得ない個人的事情が解決し、再度留学をしたい場合はその学費を再留学の学費に回してもらえる場合があります。 学費を充当する処理をしてもらうためには帰国の際に学校スタッフに帰国理由と事情を説明し、約束を取り付けておく必要があります。 できれば文書で残してもらうのがベストです。
学校を辞めるあるいは長期間帰国しなければならない止むを得ない事情とは、留学生本人の病気や怪我、家族の病気や不幸等が考えられます。
次に帰国時期の問題ですが、その前にオーストラリアのビザのルールを思い出していただきたいと思います。 オーストラリアのビザは目的によって適切なビザを取得することになっていますので、学校修学を目的とする場合は学生ビザとなります。 その学生ビザで入国した場合に学校をやめたときはビザの目的が終了したことになりますので、ただちに出国しなければなりません。 通常は28日以内となっています。 また学校はオーストラリアの移民局にその学生がやめたことを通知しなければなりません。 移民局はやめたことを通知されますとその学生のビザをキャンセルします。 この時点で学生ビザの有効期間が途中で終わってしまうのです。 もしそれ以上滞在している場合には不法滞在となりますので十分に注意する必要があります。
さて、上記のような事情で帰国した場合、再度オーストラリアに入国したい場合にすぐには入れないことが多く見られます。 この理由はビザをキャンセルする時差があるからです。 移民局の処理が途中で遅れていたり、ビザのキャンセルがきちんとされていなかったりすると再入国ができないのです。 オーストラリアのビザの原則として同時に2つのビザを取得することはできないからです。